戸成です。
先日、耐震パネルの施工を行ったのでご紹介。
今回使用した耐震パネルは大建工業?「かべ大将」という製品。
このパネルは天井と床を解体することなく壁のみの解体で施工できるのがメリット。
詳しくは大建工業?HP
http://www.daiken.jp/にて。
施工は写真でわかる通り強度をあげたい壁を解体し、横桟を取付けパネルを張るという比較的簡単な工法。
まず写真?は施工前の状況。
続いて写真?が壁のボードを撤去した状況。
そして写真?が耐震ボードを張り終えた状況。
写真?でもわかるとおもいますが、既存の壁には筋違が入っている。
この片筋違の壁の強さは壁の強さをはかる指数壁強さ倍率でいうと筋違(45?×90?)の物で3.2kN/mになり、今回筋違を撤去し耐震パネルを施工することで6.4kN/mに壁の強さをあげる事ができる。
ではどこの壁の強度をあげれば良いかという事になるが、それは耐震診断を行い決定していく。
この耐震診断というのが最も重要な作業になってくる。パネルを張ればそれなりに効果はあると思うが、適切な箇所を見つけそこを補強していく事が大事に思う。
パネルでの補強意外に金物筋違での補強などがある。それはまた次回にでもご紹介したい。