太陽光発電システム設置工事
着工前。この屋根に20枚の太陽光発電パネルを設置します。ここでは特に屋根下地への取付けを中心に詳しく紹介します。
太陽光発電システム設置工事
太陽光パネルの設置に際して、雨漏り等の事故が発生しないよう、細心の注意を払う必要があります。今回はこれらの部材を使って屋根に取り付けます。
太陽光発電システム設置工事
留め付け用部材を取り付ける箇所の瓦を剥がします。
太陽光発電システム設置工事
野地板・防水シートの上から補強用の木板を取り付けます。垂木(骨組)箇所にビスを打ち込みます。この板は裏面には全面シール状の接着シートになっていて、下地と完全密着します。
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補強用木板の上に、このようなベースプレート付きのボルトを取り付けます。
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このボルトも設置面はこのように全面接着シート状になっていて、補強板と完全密着します。
太陽光発電システム設置工事
補強木板の上にボルトを取り付けます。確実に密着するように取り付けます。
太陽光発電システム設置工事
ボルト取付け用のビスも、ビス頭の下部分にはあらかじめシール状のものが取り付けられていて、ビス頭も完全密着できるようになっています。
太陽光発電システム設置工事
ボルトを取り付けたら、ベースプレートの周囲をさらにシーリングします。一滴たりとも雨水が浸入しないよう万全の対策を施します。
太陽光発電システム設置工事
ボルトには瓦が安定して乗せられるよう、クッション代わりのスポンジを取り付けます。
太陽光発電システム設置工事
そのスポンジの上にも、シーリングを施します。
太陽光発電システム設置工事
瓦にはあらかじめボルトを貫通するための穴を開けておき、瓦の復旧です。
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瓦を復旧したら、突き出たボルトの周囲には更にシーリング材を充填します。
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その上から、専用のゴム製キャップを取り付けます。
太陽光発電システム設置工事
そのゴムキャップは、このような形状のものです。
太陽光発電システム設置工事
そのゴムキャップは、このような形状です。
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ゴムキャップを取り付けた状態です。雨漏りを発生させないように、このように何重もの対策を施します。
太陽光発電システム設置工事
架台を取り付けるための金具をボルトにセットします。
太陽光発電システム設置工事
架台を取り付け、固定していきます。
太陽光発電システム設置工事
架台を取り付けたら、パネルを置く前に接続用の配線をします。
太陽光発電システム設置工事
ここまで来ていよいよパネルの取り付けです。一枚ずつ屋根に上げて慎重に並べていきます。
太陽光発電システム設置工事
全20枚のパネルと並べ、接続し、完成です。
太陽光発電システム設置工事
屋内の分電盤のそばにパワーコンディショナー(右側の白い箱)を設置します。パワーコンディショナーとはパネルで発電した電気を利用できるように変換する機器のことです。
太陽光発電システム設置工事
接続が完了したその瞬間から発電が始まります。パワーコンディショナーに接続したモニターからワイヤレスで発電状況等が一目でわかります。