こんにちは、よしむら崇です。
もうすぐゴールデンウィーク、平成もあと数日で終わり、新しい時代になりますね。
それとは関係なく、連日だんだん暑くなってきました。
すぐ夏になるんでしょうねぇ。如何お過ごしでしょうか。
この4月から新たな現場が始まっていまして、これからはその模様も随時UPしていきたいと思います。
タイトルの通り、木造住宅の増築工事なのですが
同一敷地に別棟として建てるため、法的には実質的に新築同然の建物となります。
今回もまた特殊な(?)条件での施工でして、
建物を建てる土地には、「用途区域」「防火・準防火地域」など、その場所ごとの条件が定められています。
今回はそれらの条件に加え「災害危険区域」ならびに「土砂災害特別警戒区域」に指定されている場所で…
これだけ聞くと、ちょっと大丈夫なん?と思いたくなる場所でもあります。
敷地の裏手は山の斜面となっております。いちおうの擁壁&防護ネットはあるのですが、
いざ土砂崩れともなると近年の災害の様子を思い出し、
効果が十分なのか・・・は分からないですが、まぁそんな場所です。
それゆえに、確認申請を通過するためには
基礎をかなり頑丈にする必要がありました。
斜面に近い側の2面の基礎を、深さ1,350mm、高さ750mm×厚さ200mmという
耐力壁を以て住宅の基礎とすることになりました。
それに連動して、そのほかのべた基礎部分の配筋もかなり強力なものになっており
今までに担当した住宅基礎の中では「最強」と言ってしまえるくらいの基礎になりました。
(いちおうこれ木造平屋建てなんですが。。。)
明日、立ち上がりコンクリートを打設して
連休前にどうにか基礎工事を終える感じです。
この深い基礎の施工はなかなかの難工事でした。
連休明けから、大工さんの造作工事が始まります。
ではまた次回です!