こんにちは、よしむら崇です。
今日はまた一段と寒くなりました。如何お過ごしでしょうか。
先週から、あるアパートの一室で空室の改修工事を行っています。
来春の入居者募集に備えての工事です。
この部屋は、築30数年のRC造の1階に位置しており、
布基礎のため、床下は土の部分が露出しています。
そのせいかどうかは不明ですが、湿気に随分悩まされた部屋のようです。
今回、弊社は初めてこの建物で作業を行うことになったのですが、
畳を上げ、床を解体してみると、今まで施工された方の苦戦の跡(湿気対策等)が垣間見え
これはなかなかの難敵だな・・・と感じたところです。
前入居者が退去して数か月が経過していますが、畳も床板も何だか少し湿っていました。
湿気対策として、家主様には色々な案を提示させていただきましたが
今回は、床下の土の部分の上に住宅の基礎などによく使用する防湿ポリエチレンシートを敷きました。
端部やジョイント部は、シーリングは気密テープを使用するなどして密閉状態を作り出しました。
実際には、基礎躯体からの吸放湿などもあるので完全に遮断するのは難しいと思いますが
今までよりかは効果があるかな…と思いつつ施工しました。
あとは、実際に入居が始まってからの住まい方も大きく影響してきます。
入居される方が快適に過ごせたらいいなぁと思います。
ではまた次回です!